幼児教育では、野菜や植物を植える、育てることも行います。年少・年中・年長クラスで植え付けるモノが違います。水を極力あげずに育てる栽培に関心が高まり、ミニトマトやヒマワリ、アサガオなどは定番です。野菜は苗から、植物は種から育てます。花や実をつける、その花や実が落ちないように水やりも教育者が見守りながら子どもたちで行います。植え付け時期のあとは、雨の日が多くなります。外遊びができないのは子ども教育では難点ですが、雨の良さもあります。それが先に上げたように植物にとっての恵みの雨となる点です。長靴をはいて、レインコートや傘をさして観察する子どもたちには、植物の成長を見守るよい時期となるようです。さらにこの時期は食育月間、豊かな人間性を育み、生きる力を身につけることを目標に設けられているようです。単に「食」に関することを学ぶだけでなく、育てている野菜の過程を観察し、それを使った調理まで、取り組みは広がっています。